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スケールは呪文にしか思えないけど勉強する03 イドフリミエロと派生コード

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あれ なんだっけ??と調べると素晴らしいページがゴロゴロ星の数ほど出てくるので私の解説なんていらなーいじゃーんと 体操すわりの状態で部屋を転げまわってすねて居たのですが、

 求められてもいないのに私が覚えてる所書く必要なかった!!そもそも私が覚えるためだった!!と気づいてやる気を出して書いている私です。どうも。

 

まあ私がひっかかるところは他の人も引っかる人は少し入るとは思うので、なにかしらの参考になると幸いです。質問がなければ置き去りです。(でも質問してくれると嬉しいなあ わからなかったら調べて答えますので)

 

 

 

 

イドフリミエロと派生コード

 

コードの単位はギリシア数字である 

 で前回ダイアトニックコードについて書いたのですがあの説明ででてきた どみそーってのが三つの音なので ギリシャ数字の三でモノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ・・・・

のトリ(tri)が由来のトライアド(三和音)といいます。

 

あとでやろうかなーと思っていますが、ペンタトニックスケールっていうのは1オクターブに5つの音が含まれる音階のことで、5という意味のペンタが入ってるし、オクターブっていうのも ドから数えて八番目だからオクタって言葉がついてるのです ちょっとかっこいいでしょ。

 

で!!!第一回でイオニアンスケール第二回でcのダイアトニックコードをやったのですが、今回は残りのイドフリミエロをやりましょうー 

 

復習

 

ⅠM7 イオニアンスケール

Ⅱm7 ドリアンスケール

Ⅲm7 フリジアンスケール

ⅣM7 リディアンスケール

Ⅴ7 ミクソリディアンスケール

Ⅵm7 エオリアンスケール

Ⅶm7b5 ロクリアンスケール

でもこれはまだわからなくておっけー。あとでこの表は使います。

 cメジャースケール イオニアンドレミファソラシドだということは話しました

じゃあ

ドリアンは?レミファソラシドレ

フリジアンは?ミファソラシドレミ

 

・・・・舐めてるのか?って感じですがこれだけなのです。

 

一回目に詳しく書きましたが

イオニアンはドレミファソラシドなので全全半全全全半
レはじまりだったら レミファ♯ソラシド#レ(本来はbで表記します)というのが理解できたというのが前提で話を進めます。わからない人は バック!

 

スケールは呪文にしか思えない けど勉強する。その1 メジャースケール(イオニアン) - 銀羊堂’s diary

 

OK?

 

イオニアン = ドレミファソラシド=全全半全全全半 →Cイオニアンスケール
ドリアン= レミファソラシドレ= 全半全全全半全 →Dドリアンスケール
フリジアン= ミファソラシドレミ=半全全全半全全 →Eフリジアンスケール
リィディアン= ファソラシドレミファ=全全全半全全半 →Fリディアンスケール
ミクソリディアン=ソラシドレミファソ=全全半全全半全 →Gミクソリディアン
エオリアン=ラシドレミファソラ=全半全全半全全 →Aエオリアンスケール
ロクリアン=シドレミファソラシ= 半全全半全全全 →Bロクリアンスケール

 

 これをイオニアンの時と同じようにそれぞれ違う音始まりでも全・・・・・~~という法則で音階をつけていくので、ド以外の音ではじめると途中で♯やbが出てくることもありますね。

 

で実際使うときは上の音階はあくまで忘れたときの思い出し方にとどめ、ド

始まりで覚えたり聞いた方が分かりやすいと思います。だってどんな音の雰囲気か

白鍵だけ叩いててもわからないじゃないですか。

・・・というかこれは頭と指に叩き込むと幸せになれる気がします(なんの宗教だ)

 

突然問題です。

 

問 C始まりのドリアンスケールは何??

 

解 ドレミbファソラシbド

 

考え方としてはドから全半全全全半全ですね。

ドから全音でレ レから半音でレ♯=ミbといった具合です。

 

この音階を聞いてみたとき ちょっと暗いイメージを受けると思います。

それはマイナー音階だからなのです。

これでさっきの上のほうの表のスケールの前にある数字と英語の説明ができます

これは構成音で作った四和音のコードです。

 

ちなみにⅡm7 ドリアンスケール についている小文字のmはマイナーと読みます 

ので ドを根音にした コード つまりCを主音としたコードだとCm7になります。

 

おお!! なんとさっきの表に書いてあるじゃないか 私は天才か?(わざとらしい自画自賛) 

ちなみに、Cm7はドミbソシ(1 3 5 7)ですね。 

 

各スケールをC始まりで書くと

Cイオニアンスケール (CM7)ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド      
Cドリアンスケール      ド レ ミb ファ ソ ラ シb ド
Cフリジアンスケール     ド レbミb ファ ソ ラb シb ド
Cリディアンスケール     ド レ ミ ファ♯ソ ラ シ ド
Cミクソリディアンスケール  ド レ ミ ファ ソ ラ シb ド
Cエオリアンスケール    ド レ ミb ファ ソ ラb シb ド
Cロクリアンスケール     ド レbミb ファ ソbラb シb ド

 

ⅠM7 イオニアンスケール       メジャーセブンス

Ⅱm7 ドリアンスケール        マイナーセブンス

Ⅲm7 フリジアンスケール       マイナーセブンス 

ⅣM7 リディアンスケール       メジャーセブンス

Ⅴ7 ミクソリディアンスケール     セブンス

Ⅵm7 エオリアンスケール       マイナーセブンス

Ⅶm7b5 ロクリアンスケール      マイナーセブンスフラットファイブ

 

 この下の表をみてあれ??同じ表記のがある・・ってことは演奏した時おなじ感じになっちゃうの??って思う人がいるかもしれません。

確かに和音といった意味では同じ和音をひくことになっちゃいます。

でもスケールはあくまでも音階。

 

Cドリアンスケール      ド レ ミb ファ ソ ラ シb ド

Cフリジアンスケール     ド レbミb ファ ソ ラb シb ド

Cエオリアンスケール    ド レ ミb ファ ソ ラb シb ド

 

この3つは全部マイナーセブンスですが、確かに1357の音を拾えばドミbソシですよね。でも他の音が違います。

 

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でここまで書いてメジャーを説明したのにマイナーを説明してないやということに気づいたので慌てて説明しますが、主なスケールにはメジャーが一種類とマイナーが三種類あるのです。

メジャー=長音(全全半全全全半)がわからない人は第一回に飛・・・←しつこい

でマイナー=短音なのですが

 

 

●自然短音階 (ナチュラルマイナースケール)  全半全全半全全

例 ラシドレミファソラ

 

●和声短音階  (メロディックマイナースケール)  

 和音を作れるように並べられた音階

 

 自然短音階の第六音目、第七音目の両方を半音上げたもの

 例 ラシドレミファ♯ソ♯ラ 降りるときはラソファミレドシラらしいけどまああまり気にしないでいい

 

 

●旋律短音階 (ハーモニックマイナースケール)

  旋律を作るのに都合がいいように並べられた音階

 

自然短音階の七番目の音を半音上げた音階

例 ラシドレミファソ♯ラ

 ※注 コメントで指摘していただいてメロディックとハーモニックの音階説明を直しました。ありがとうございます。間違って覚えてしまった方がいらしたらすいません。 

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この自然短音階というやーつはエオリアンスケールとおなじなんです。

メジャーの基本がイオニアンスケール マイナーの基本がエオリアンスケールってことですね。

 

なのでメジャーではイオニアンスケールとなんの音が違うか マイナーではエオリアンスケールとなんの音が違うかが その音階の特性音ということになるのです。

 

メジャーのリディアンモードではイオニアンと違う音は四つ目のファ#になりますね

 

マイナーではさっきの3つのコードでいうと

ドリアンは ラ つまり エオリアンの六個目のラbを半音上げたもの

フリジアンは レb つまり エオリアンの二個目のレを半音下げたもの

が特性音になります。

これに もう一つロクリアンスケールのマイナーセブンスフラットファイブを足して

イドフリミエロ中4つのマイナーコードという考え方になるのです。

 

ロクリアンはドレb ミb ファソb ラbシbド

レbとソb がエオリアンの二個目五個目を半音下げたものなのでこれが特性音です。

 

これは同じm7をつかいつつ この特性音を足すことでその音階特有の音楽がつくれるということで、これを覚えたあとはそういうふうにスケールを使っていくことができます。

 

最後に残ったのはミクソリディアンですね。 

Ⅴ7 ミクソリディアンスケールにはMとかmとかついていません。これは直接Gセブンスということになります。G7って書きますね。

7だけかいてあるとメジャー7を略しているかのようですが、これは全然違います。 

 Cm7なら、ドミbソシ C7なら、ドミソシb   CM7はドミソシ

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

これでイドフリミエロの解説は一応終わりです。

いやーながかった。今回は考え方を勉強したので、これを抑えてこういうタイプの曲にはこういう風につかうとかをほかのサイトで勉強するといいと(また丸投げか)

 

まだスケールあるんですよ。

クロマチックスケール(半音ずつ階段上にあがっていく)とかペンタトニックスケール(メジャースケールの4、7番目の音を無くして演奏する5個の音のスケール)

オルタードスケール  ブルーノートスケール コンディミスケール・・・・ ふおおおおお ま・・・・まずは基本を覚えるんだ 落ち着け私。

 

実際に演奏とか作曲したりするときにこういうのを色々仕組みから覚えておくと、アドリブとか耳コピとかしやすくなるから そうか!!!という気付きが多くなって面白いんですが多すぎ。

 

でもこれにコード覚えて(まあコード覚えてないとスケールもへったくれもないけど)トニック サブドミナント ドミナントって概念を覚えて好きな黄金パターンを作ったりそれをあえて外してみたりすると夢がまた広がるので、今度はそれについて書こうかどうにかしようと思う。

 

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ついでに私の解説なんていらないじゃーんな素晴らしいサイトのリンクをまた一つ

 

 ベロベロ音楽理論

d.hatena.ne.jp