音と手仕事 ときどきゲーム        

スケールは呪文にしか思えないけど勉強する04 キーってなんぞ?カラオケについても。

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まずそこからかーいと思えることがあったので、キーについて説明したいと思いまする。

 

キーとは調のことです。簡単に説明するとこの曲のキーってなに?って聞かれた時、

その曲で主に使っている音階でその曲のキーが決まるのです。

音階=スケールですのでいままで散々書いてきましたね。忘れた人はこちらへどうぞ

 

ginyoudou.hatenablog.com

 

 

ginyoudou.hatenablog.com

 

 

ginyoudou.hatenablog.com

 

はい。読みましたか?読みましたね。読んでいるのを前提で話を進めます。

例えばキーがcって曲だと(C=ド=ハ)ドのダイアトニックコードでハ長調ってことだから三和音だと

どみそ れふぁら みそし ふぁらど そしれ らどみ しれふぁ

C Dm Em F G Am Bm(b5)

という音が主に登場しまする。

 

で多分混乱するのはここかなと思うのですが

キーがcだからといって c(ド)から始まる曲とは限らないということです。

でもなぜか終わりはcな事が多いです。

 

 

 

でもう一つ混乱するのは カラオケとか歌を歌う時にキー上げ キー下げとかいいますよね?あれを行うと相対音感というものがないとなかなか歌えなかったりします。

その曲の次の音がはじめの音からどのくらい離れているのかというのを沢山聴きこんでからじゃないとわからなかったりするのはキー=音階が変わっているからなのです。

 

ちなみにC(ハ長調)の曲を一個キーをあげると ドに#がつくのでC#(嬰ハ長調)

になります。キーを一個下げるとB(ロ長調)キーを二個下げるとBb(変ロ長調)

になります。

 

----------ここから激しく蛇足--------

 

当然嬰ってなに???変ってなに?ってことになるとおもいます

 

日本の音階表記で

#がつく(半音上がる)と「嬰(えい)」がつきます。
♭がつく(半音下がる)は、「変(へん)」がつきます。

ハはドですよね。 なのでドの一つ上はド#なので嬰ハ長調

反対にドから一つ下がると黒鍵がないのでシになるのでロ長調になって、更にもう一個下のキーになると黒鍵なのでシのbになり変ロ長調になるのです。

 

これもなんか色々ややこしくてこの法則で一個ずつあがって行くと

ハ長調 嬰ハ長調 ニ長調 変ホ長調・・・・ になるのですが、嬰ニ長調ではなく変ホ長調なのってなんでさああああ ってなりません?なるでしょ?

少なくとも私はなった。

 

それには3つ理由があります。

 

  1. 実は厳密にいうと、実は「嬰二=レ#=D#」と「変ホ=ミb=Eb」は違う音なんですよ。ピアノでは同じ音なんですがね、これは平均律という考えで一オクターブを周波数で12個にわけてピアノの鍵盤が設定されているからなのです。 もっと細かく音を弾き分けるバイオリンとかだとジャストの周波数なんて当然出さないし出す必要もない上、前の音からの変化で同じ音をとるにしても、レ#よりとかミbよりとか曲によって変わったりするというのが理由の一つ。

  2. もう一つは、主音がレ#=D#じゃなくてミb=Ebだからなのです。 なのですって言われても説明は?って思われると思いますが、これを理解するには完全五度とかまたやっかいなことがでてくるのです。

  3. 全部#のみで表現すると嬰ニ長調だと ファとドに 二個#がついてしまうから 

  

レ# ミ# ファ## ソ# ラ# シ# ド## レ# になるんですが ミの#は実際にはファだったりと大混乱です。

----------蛇足終わり。-------- 

 

 で 再びカラオケの話に戻るのですが、歌をうたうときにどこのキーまででるという表現が混乱のもとなのだと思います。

音がここからここまでの音なら出せるよーって言うのを記号化したものなので、ピアノをいっこずつ押しながらあーあー 言ってどこからどこまでなら出しやすいかなーってのを自分でメモしておいて、そこから外れる音が多いのならばキーをあげたり下げたりすれば良い話なのです。

 

カラオケのオクターブ調整とかについては素晴らしい記事があったのでここに載せておきます。

 

カラオケに潜むオク下の恐怖! - カラオケ情報局♪

karaokelove.blog2.fc2.com

 

 私も読み込むつもりです。ふむふむ。

初めに紹介した音域画像を見るとわかりますが男性と女性の平均音域は7~8音程度の差があります。
なので、男性が女性曲を歌う場合は「+4してオク下」で歌うと-8になり男性の音域にほぼ入る曲が多いです。
そこそこいい感じにざっくり調整できるので覚えておくと緊急時に役立つかもしれません。

反対に、女性が男性曲を歌う場合は「-4してオク上」で歌うと+8になります…が、最近の男性曲はhiAくらいの高い曲が多いので普通に+4くらいでもよさそうです。

とくにこれは素晴らしい。やっぱり人によって音域っていうのは違うのでカラオケとか気持よく歌えない人はこれをみて自分なりに調節すればいいのではないのかと。

 

キーってなんぞ?って疑問を持つ人の大半が多分いちばんこれがきになってるのでは

ないかと思って書いてみました。

 

 

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あとは。。。うーん また脱線しちゃうけど、楽器弾く人ってカラオケ楽しめない人結構いると思うんですよ、Bass音が変とかは置いておいて、自分でコードで適当に弾きながら自分のペースで歌うほうが断然気持ちよかったりするからねえ。。

 

でもカラオケは歌に集中できるから私は大好きなのです。ヒトカラだって行っちゃいますよ。

 

でそんな楽しめない人がカラオケする際にオススメなのが、音楽もマイクも両方共音をさげて同じくらいの音量にして エコーとリバーブは最小限で殆ど切ることですね

これほんと オススメ。カラオケ特有の気持ち悪さがかなり減ります。

 

こんなところかな。

それではまた。