ちょっと新生活でぱにっくになっておりまして感想を書くのが遅れた 銀羊堂 (@ginyoudou) です。
楽しいけど不安もいっぱいで気が付くと料理に逃げています。
短期間で結果がでて、気分もあがって、物が増えない料理は気分転換にぴったりですが、料理人になるわけじゃないのに気が付けば料理作っているっていうのはやはり逃げなんでしょうね。
さてさてちょっと前になりますが人体展見てきました。
書いてなかった?が先日人体展見て来た。最後の人体シンフォニーっていうインスタレーションは良かったが、専門的すぎてかなりじっくり文章読まないと頭に入ってこなかった。NHKの人体特集で予習してから行くものだなあと思った。実家に録画が溜まっている。。(テレビない)
— 銀羊堂(ぎんようどう)+今年もサマソニ (@ginyoudou) 2018年3月25日
正確にはネットワークシンフォニーですね。
一番思ったこと
会場には医者とか看護婦らしき方々 または医療関係の方がたくさん来ていまして、連れの人にここの血管はとか説明していて、やはり知識があると面白いなあと思ったことが一番の感想です。
ちょっとすれ違っただけでも女性二人組の年配の方の方が男性女性の人体骨格を見ながら
「ねえ 男性女性の区別がすぐわかる処どこ見ればいいかわかる?」
と連れの女性に質問してました。
会場で突発クイズ大会です。
「答えは ここ 骨盤・・・・・・・・・・・(説明が始まる)」
↑多分これは男性の骨盤。
女性は子供を産むので恥骨の下の角度が広いのですね。あと全体的に女性の骨盤は縦に短く横に広く、男性は縦に長く横は短くなっています。
あと上下どっちかからからとかみないとわからないのですが、女性の骨盤の入り口は丸で男性のはハート型をしています。(横に広いのが女性という知識しかなかったので家に帰って調べました)
美術も勿論知識があったほうがいろんな角度で楽しめるのですが、一番大事なのは感じることで、その時それを見た感情を大事にするというのが一番ですが、
こういった展覧会には前提知識がないと「へーーーそうなんだー」って感じで流し見をして終わりになってしまいがちで非常に勿体ない。
展示物の一個でもいい。おーーこれが実物かーって思えるような基礎知識をちょっと入れておくととても楽しめると思います。
NHKの「人体 神秘の巨大ネットワーク」と今回の「人体 ー神秘への挑戦ー」の違い
私は引っ越してきてからテレビを見ていないので、途中までしか番組は見ていないのですが、NHKの特集はわかりやすく最新の研究結果を映像化したものでした。
そしてこちらの「人体 ー神秘への挑戦ー」は、博物館での開催を強みとした、連動しているとは言え全くの別物で、
貴重な図版、日本に数体しかない模型や3D化して大きくしてあるので非常にわかりやすい模型、標本、映像を駆使し人体に関する機能が総合的にわかる展示になっておりました。
最後のアート企画 ネットワークシンフォニーも非常に良かった。
個人的見どころその1ダヴィンチの手稿
私はレオナルドダヴィンチ割と好きなほうで、巌窟の聖母だけしか来なかった時でも見に行った程度のダヴィンチ好きです。(滅茶苦茶並んだ)
・・・・・とはいえそんなには見に行ってません。
やはり日本には点数があまりこないのでこれは見たい!!ってのを絞って見に行く程度。
いつかイタリア行ってダヴィンチみたいですね。
で今回はそんなダヴィンチの手稿が見る事ができるんですよ。
「人体展みるぞ!!」って行って入ってすぐなんか紙置いてある。。。と思うとテンション下がるかもしれませんが、それ超勿体ないです。
絵を描くために解剖学に滅茶苦茶はまったダヴィンチ マニアック!でもその結果がちゃんと絵に表れていてダヴィンチの人物像はちゃんと血肉を感じさせる出来上がりになっています。
実物は思ったより非常に小さいです。A5くらいのノートにびっしりと文章と図が書かれています。で、知ってらっしゃる方は知っていると思いますが、鏡文字でかかれています。普通イタリア語は左から右に書いていくものですが、右から左に、書いているので左の文章終わりが揃っていません。
1440年ごろグーテンベルクの活版印刷術が始まりますが、1452年4月15日 - 1519年5月2日に生きていたダヴィンチはそのトレンドに乗ったんじゃないかという説があるのですが私も賛成です。
ダヴィンチはルネサンスのトレンドリーダーでしたので、きっと流れに乗っているはず?? そんな想像しながらみると楽しいですね。
そして個人的には自分がよく使ってるノートの形式がA5サイズでしたので、ちょっとミーハーに喜びました。
万能の天才・・・・・・・あやかりたい。
個人的見どころその2滅茶苦茶わかりやすい大型模型
どちらのスタッフが模型を作ったのかはわかりませんが、とにかく大型模型はわかりやすかったです。最近人体について勉強しなおしているのですが、あの大型展示を使って授業やって欲しいですね、どこがどこにくっついているのか繋がっているのか滅茶苦茶わかりやすい!
個人的見どころその3ネットワークシンフォニー
このように天井に色んな臓器の光るパネルがあって、それが大量の糸でつながっています。その後ろには様々な光の光源が埋め込まれていて、光るごとに「疲れた」とかその臓器がいいそうなことを発言します。
まあ とにかく綺麗で、こういうアート系のイベントに来た感じでした。
個人的見どころその4ランゲルハンス島の写真
「 世界で一番小さい島ってなーーーんだ?」
「ランゲルハンス島」
みたいななぞなぞありませんでしたか?
これかああ みたいな感動がありました。
個人的見どころその5物販
歯の一本模型のポーチが当たりました。なんで歯なんだ!!とはいうものの
今になってみればどのポーチが欲しかったのかわからないw
全身模型のポーチかな?
かなり斜め上をいく肋骨ネックレス。
左上端の方にうつっている一枚板の臓器ネックレスはお洒落だったけどこっちはもうなにをアピールしたいのかわからない。
これつけてても あーロック好きなんだなと思われなさそうなのも。
個人的にお勧めな人体に関する本
そんなに売れてないみたいだけど滅茶苦茶わかりやすかったのでおすすめ。
病気についても解説されているところがあるので
値段も1620円と専門書が5000円以上することから比べると非常にコスパが良い。
★2018/08/02 更新
普段は3000円するアトラスの3d人体iphoneアプリが今なら120円で!!
今年初めかなんかにセールやってそのあと超待ってた!!
ヒューマン・アナトミー・アトラス2019エディション - Visible Body
りんく
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