今週のお題「私の『夏うた』」
ちょっと最近体調を酷く崩しておりまして、ブログが書けない状態でした。
なので久しぶりにお題を。
- ASIAN KUNG-FU GENERATIONのリライト
- オフィシャルHPの曲解説・・の解説
- リライトのリライトを本人たち含め千原ジュニアとかでもやっている
- GotchさんのHP
- twitterも見ごたえあり
- こちらもどうぞ
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのリライト
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト』
私にとってアジカンはそんなに滅茶苦茶聞いたバンドではないのだけれど、夏になるとつい呟いてしまう曲の一曲です。
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION,後藤正文
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2004/08/04
- メディア: CD
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消してリライトして
くだらない超幻想
忘られぬ存在感を起死回生
リライトして
意味のない想像も君を成す原動力
全身全霊をくれよ
過去のカレンダーを飾って他の人には見えないだろう自分の黒歴史をリライトして、よりよい未来を作ろうという歌詞なのかなと思うのですが、その歌詞も曲調もザ 青春という感じがして、あおあおしい生命力に溢れた勢いを感じます。
夏というかフェス向きなのかも?
原曲はギターが三本ぐらい重なっているけどシンプルな構成で、サビのパワーが半端ない。
歌い始めのちょっと前にユニゾンでギターが入ってるのもそそりますよねw
オフィシャルHPの曲解説・・の解説
オフィシャルHPに全曲解説を載せるバンド大好き!
ボーカルのゴッチさんの日記がオフィシャルHPにあるのだけどそこに毎回アルバム出すたびに全曲解説してくれていて、非常にありがたい(CD買った時はなるべく読むことにしている)
確かどっかにあったなあと思って調べたらまだ ありました。
この日記の前後にもソルファの全曲解説ありますよ。
Vo.ゴッチの日記2004-10-22 1098455340
ソルファ解説、その2。「リライト」
基本的にアジカンの曲はシングルにするために作られた曲というのは1曲も存在しない。基本的にアルバムに入れる楽曲を作り、その中からシングルをスタッフらと共に選んでいる。「君繋」以降、「サイレン」「ループ&ループ」の次に出来た曲がリライトで、結果としてこれが3枚目のシングルになった。
この曲は最初、ブリッジのダブパートのコード進行が中心となった非常に暗くてゆっくりとした8ビートの曲だった。ただ、あまりにネガティブで暗すぎたためにまったくもってメンバーも良い顔をせず、いろいろ試行錯誤を繰り返しているうちに、その部分はとうとうブリッシの「所詮ただ~」からの部分だけになってしまった。
そんな暗い曲がこういった勢いのある楽曲に変わるにあたって、イントロ後半から登場するギターリフが出来たことが大きかった。アジカンがこういう楽曲を作る場合、オクターブ奏法でイントロを作ることが多かったので、開放弦と単音のこういったリフは新しいやり方だったし、このリフを間奏やAメロの裏でうまく使うことができたことが良かったと思う。このリフは僕が原案を作ったのだが、演奏する技術がないのでギターと口を使ってケンスイに伝えるという、ギターを弾く身としては非常に情けないスタイルで制作が進行した。考えたギターリフを口で表現するときの侘びしさったらない。
まあ、弾けるなら伝えるまでもなく、自分が弾けば良い話しだけど。ギターうまくなりたいなぁ。
ブリッジのレゲエ風のリズムパターンはキヨシのアイデア。コード進行はイントロと同じ。
ソルファの中でも1、2を争う非常に格好良いイントロだと個人的に思っている。
Aメロはギターがアルペジオ(単音)でトレモロ(小刻みに演奏している)のにベースがうねりながら絡んでいるという超かっこいい感じ。ボーカルのゴッチさんはライブではじゃーん じゃーん ってかんじでコードを弾いている。
ブリッジとは英語の橋って単語の意味でわかるかもしれませんが、Aメロとサビを繋ぐ部分です。この文章で説明してますが、サビのあと
芽生えてた感情切って泣いて
所詮ただ凡庸知って泣いて
って所でだけ 元の曲の部分が使われているみたいですね。
ダブパートっていうのはそもそもダブという言葉自体レゲエから発祥した音楽手法なのでブリッジのレゲエっぽいパターンをゴッチさんがダブパートと表現しています。
オクターブ奏法というのは例えば ドだったらドレミファソラシド のド部分だけユニゾンで弾いて他をミュートしちゃう奏法。ギターでいうと太い弦のほうのCと細い弦の方にあるCを弾くってことですね。パワーコードと考え方は一緒です。
これでわかるかな??? あ サビのあとは ブリッジミュートという奏法を使ってます。ちなみに私は無茶苦茶下手です・・・というかできません。ギターひける人は尊敬します。
この曲自体はバンドはじめたてのバンドがやることが多くて、女の子バンドとかで弾いてる人をみるとキャーーって思ってしまいます。リフ(出だしの繰り返しのやーつ)かっこいいです。
リライトのリライトを本人たち含め千原ジュニアとかでもやっている
まさかの本人たちもPV取り直してます。
間奏がだいぶアレンジされてます。ギターの音も大分骨太に。そしてゴッチさんはもじゃもじゃに。
旧バージョンは、若い新人バンドって雰囲気が色濃く残っている時だったので、演奏に勢いがありますね。あのぐらいの年代じゃないと出せない味で、旧バージョンの方が好きだって人も多いです。
私も旧バージョンの方が好きですが、演奏能力はこっちのほうが断然あがってますね。
色んなプラグインを使って暖かみがある骨太でお洒落な演奏になっています。
今あの感じを出すなら、音作りとかあまりしないでシンプルに そしてボーカルも喉を気にせずたたきつけるように歌うしかないのだけど、それは本人たちはやらないでしょうね。
今の演奏能力でアンプも使わず(直接ライン入力)リアンプもしない(音が無機質になる)布袋さんみたいな手法で録音されたリライトがちょっと聞いてみたいなあと思うのです。
あと十年後ぐらいに、リライトのリライトのリライトをやってくれないでしょうか?
- アーティスト: ASIAN KUNG-FU GENERATION
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- メディア: MP3 ダウンロード
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GotchさんのHP
今はこちらの方で全曲解説とかもやってるみたいですね。
『Taxi Driver』Music Video / Gotch
Gotch 『Taxi Driver』Music Video
で面白いなと思うのが、この曲のステムデータ(パラデータ)をご本人が配信しているのです。
4/24に配信発売となった最新シングル「Taxi Driver」ステムデータの
フリーダウンロードを開始しました!
only in dreams Websiteにて、9月30日までの期間限定配信となります。
ステムデータとは曲を構成しているそれぞれのパートの単音データなので、それこそ組み合わせればカラオケ音源もできてしまうのですよ。
DTMソフトを持ってない人でも、フリーの
このソフトなどを使って並べて読み込めば聞けてしまいます。
リーパーは解説サイトも沢山あるのでその気になればちゃんと聞くことができると思います。
歌ってみたの人も使えてしまうと思いますが、その点は規約にかいていないので、ご自身で問い合わせてみてください。あくまでリミックス用ですからね。
リミックスしたら多分ご本人も聞いてくださると思うので、MIX練習とかにいいと思います。
twitterも見ごたえあり
音楽系の事件や、問題提起があったときにかならずツイッター上でゴッチさんの名前をみます。
文章が面白いのと知名度でさまざまなメディアで取り上げられることが多いです。
こちらもどうぞ
夏の曲特集はどうしようかなあ。。。